2月24日号


暴漢が刃物 負傷者発生!南生協病院で「集団災害訓練」

病院・医師会・消防団・消防署が連携

 

先月27日、南生協病院(長江浩幸院長) (南大高)で、同病院、緑区医師会、消防団 (大高・大高北・大高南)、緑消防署が連携しての「集団災害訓練」が行われました。多数のケガ人が発生した場合の適切な救急活動を実現するために実施されている取り組みで、同消防署が起案。

「1階ロビーで、刃物を持った男が暴れ、多数の負傷者が発生した」というアナウンスと同時に訓練がスタート。  
14人の負傷者役の消防団員たちの腕には、「トリアージタッグ」と呼ばれる個人情報や負傷程度などを記載したタッグが取り付けられ、現場に設置された指揮本部ではタッグを目印にして的確に搬送先の振り分け作業をするなどの訓練が行われました。
負傷者役に包帯を巻くなどの救急活動を行っていた消防団員・星屋一路さんは「このような想定での訓練は初めてだが、普段から訓練しているのでスムーズに行うことが出来た」と振り返ります。
緑消防署・堀井明消防第1課長は「迅速な動きを見て心強く感じた。実際の場面では異なることもあると思うが、今後も連携を強化していければ」と話していました。

 

(写真/訓練時、ロビーは物々しい雰囲気に=同病院で)

 




通学見守り ボランティア
石原 修一さん
「石原のおっちゃん」と呼ばれて

 

熊の前小学校の通学路で見守り活動を毎朝続けて10年。「自分だけじゃなくて他にも続けている人はたくさんいるよ」と謙遜しながらにっこり。登校中の子どもたちの様子に目を配り、校門まで付き添うそうことも。「大変なこともあるが子どもに接するのは楽しい」と話します。
修一さんが同活動を始めたきっかけとなったのが、約10年前に同熊ノ前西交差点で起きたオートバイによる死亡事故。「(自分の)店からも子どもたちが道路を渡る時の危なっかしい様子を目にするので、事故に遭わないようにと強く思うようになった」と話します。
子どもたちには「石原のおっちゃん」と呼ばせているそうで、「近所で会った時に声を掛けてもらえるのがうれしい」と目を細め、「子どもたちの成長を我が子のことのように感慨深く感じる」と。
「学校の先生や保護者が口を出すのが難しい時代だからこそ、地域で見守ることが必要なのでは」「新学期を迎えてからも元気にやっていきたい」と目を輝かせます。

 

 

 

 

文化財防火デーに消防訓練
相原町の瑞泉寺で法堂放水など


先月31日、龍蟠山瑞泉寺(相原町)で「文化財防火デー消防訓練」が行われました。
 1949(昭和24)年、法隆寺金堂が炎上して壁画が焼損したのが1月26日だったことからこの日が「文化財防火デー」と定めらたことにちなみ、文化財愛護の意識高揚を図って行われている訓練で、同訓練に参加したのは瑞泉寺関係者や地域住民、消防関係者などの約50人と、消防関係車両6台。
南海トラフ巨大地震(震度6強)の発生に伴い、瑞泉寺庫裏で火災が発生し、県指定文化財である総門へ延焼する可能性があるという想定。
自衛消防隊員や鳴海学区住民は「発火点」と書かれた的を目がけて訓練用の消火器で消火訓練を行い、鳴海消防団員らは長いホースを法堂に向けて放水訓練を行っていました。
瑞泉寺に勤務する太田武宗(ぶしゅう)さんは「同訓練をして改めて火の管理に気を付けようと思いました。寝静まった時間の防火対策も課題だと感じました」と話していました。 

嶋 稜太郎さん (高校3年)

ドームでは熱狂的に応援

 

祖父がドラゴンズファンだったことから「おじいちゃん子」の稜太郎さんも「自然にドラ・ファンになった」と話します。  
受験生ということもあり、昨年はなかなかナゴヤドームに行けなかったそうですが、「受験も終わったので (3月から始まる) 侍ジャパンのオーストラリア戦を見に行きます!」と意気込みます。
穏やかな印象の稜太郎さんもドームで観戦する時は「熱狂的に応援する」そうで、選手の応援歌を歌ったり、周りの初対面の人と意気投合して応援したり…。「ドームから帰ってくる頃には声もガラガラです」と笑顔。
稜太郎さんの父・元彦さんは実は熱狂的な巨人ファンだったそうですが、稜太郎さんの影響で今ではすっかりドラ・ファンに! 
父が「小笠原慎之介投手や鈴木博志投手に期待している」と若手選手に熱いエールを送ると、稜太郎さんも「大島洋平選手に首位打者に、ビシエド選手にはホームラン王になってほしい」と力を込めていました。

 

(写真/「Aクラス目指して頑張って」と稜太郎さん=自宅で)

 

 

 

 

和太鼓衆「千龍」
かけがえのない「太鼓」と「なかま」

 

結成8年目の今年、初の単独舞台公演を緑文化小劇場(3月11日)で行う和太鼓チーム「千龍」(奥まりこ代表16人)。
千鳥丘中学校教諭だった奥代表が同校在勤中に「同中に和太鼓部を創部」、定年退職後に「同部の教え子たちと5人で、チームを立ち上げた」のだそうです。
桑本怜志(さとし)さんら一期生メンバーをはじめ「千鳥丘中時代に選択科目の体育で太鼓を学んだ」という斎藤秀成(ひでなり)さんや、長野県から大学進学で名古屋市に来て「同級生になった千龍のメンバーから声を掛けられて一員になった」上村澪香(れいか)さん、「学校で千龍の演奏を聴いて太鼓を叩きたくなった」という千鳥中の2年生もいます。
寸暇を惜しんで他チームの舞台を見に出掛けて学び、ハードな練習に励むメンバーたち。そろって「太鼓」に魅了され、かけがえのない「なかま」を得た若者たちは「苦労は、練習する場所の確保だけかな」と笑います。

 

※今月11日(日) 午後3時からの緑文化小劇場公演チケット(全自由席)は、

大人1,000円、子ども500円 (中学生以下)。
 
(写真/礼儀正しく、笑顔の絶えないメンバーたち=豊明市の練習場で)
 
 
 
 

 


2月10日号


「全国町並みゼミ」盛況
 ~有松で昨秋3日間開催~


歴史的町並みの保存について全国の団体や個人が話し合う「第40回全国町並みゼミ名古屋有松大会」(服部豊同大会実行委員長)が昨年11月17日~19日の3日間にわたり、地元有松・桶狭間をはじめ名古屋国際会議場などで、400人を超える参加者を集めて開催されました。
「町並みはみんなのもの」をテーマに第1回同ゼミが開かれたのがこの有松の地。40年後となった今回の大会テーマは「町並みは私が守る~みんなのものから40年~」に。
第2次世界大戦後の早い時期から、住民や行政によって町並み保存に取り組んできた有松地区。昭和49(1974)年に長野県、奈良県の2地区と町並み保存連盟を発足以来、同53年に「第1回全国町並みゼミ」を足助町(現豊田市足助町)と共同開催。40年後の今大会では、北は北海道から南は沖縄まで全国56地区(団体)が町並み保存連盟に加盟しています。
同大会副実行委員長の竹田嘉兵衛さんと藤枝清次さんは「昨年の有松地区の重伝建選定もあって、40回大会を成功裏に終わらせることが出来ました。これからも〝町並みは私が守る〟を合言葉に、活動していきたい」と話していました。
 
 (写真/2日目分科会で山車などについて熱心に学ぶ参加者たち=祇園寺(有松)で)
 
 

 

 

 



細根公園を緑区の名所に

細根公園特定愛護会会長 三好宣雄さん

 

「ハッとするような絶景を緑区に」そんな思いを込めて「細根公園」(鳴海町細根)の整備に取り組んでいる三好さん。「自然と共生しながら、美しい景観づくりを心掛けている」と話します。
もともと「細根公園」がある細根山は「小(しょう)山(ざん)園」という江戸時代の富豪・千代倉家の名園だったそうで、三好さんは「『尾張名所図会』(江戸末期から明治にかけての地誌)の記述に沿って、昔の小山園に近づけたい」と話します。
同公園内の散策路の途中にある竹の細枝を利用して作った「竹穂(たけほ)垣」は、京都の嵯峨野の趣(おもむき)があり圧巻。「散歩の途中に(散策路にある)竹筒の一輪挿しに水が少ないことを気にしてくれる方も…。公園を利用する方たちのさりげない気遣いが心強いサポートになる」と話します。 
38年間教員を務めていた三好さんは、5年前には病気を患い入院しましたが「退院後の気晴らしに」と始めた同愛護会の活動は「いい運動になっている」と話し、「地域の方と(活動を)楽しみながら、みんなから愛される緑区の名所になれば」と目を輝かせていました。

名古屋おもちゃ病院

「とんかち」徳重診療所

 

使い捨ての風潮を見直し、子ども達に「物を大切にする心」と「思いやりの心」を育もうと誕生した名古屋おもちゃ病院「とんかち」(加藤靖典代表44人)。現在名古屋市内7カ所と瀬戸市2カ所に "診療所" を開き活動しています。
緑区内には2カ所。ここユメリア徳重(3F)の徳重診療所(角敏昭所長)では、立ち上げから20数年このボランティアに携わってきた最長老・小島久志さんはじめ区内在住7人の "おもちゃドクター" を中心に第1土曜9時半~正午と第3土曜10時~正午に活動しています。
「大切なおもちゃが直った時の子どもたちの喜ぶ顔を見るとやりがい、生きがいを感じる」と "ドクター" たち。「これまでは男性ばかりでしたが、人形の洋服のほつれを直すとか、針仕事の出来る女性に手伝ってほしいですね」と話していました。
※修理は原則無料(部品代や材料代は実費)。区内もう一カ所は緑診療所(緑児童館内・第2土曜午後1時半~4時)。
問い合わせは

加藤さん=℡(622)8135

 

(写真 / 区内担当のおもちゃドクターたち)

 

 

 


 
 
 
 


ドラフト1位・鈴木博志投手に期待

   南 悦扶美(えつふみ)さん
   筒井 優成君(大清水小3)
 
悦扶美さんがドラゴンズのファンになったのは45年前。「結婚を機に名古屋に来て、中日新聞を読み始めてからかな」と話します。近くに住む孫・優成君とは「年4~5回は一緒にナゴヤドームに試合を見に行く」そうです。
ここ数年「(ドラゴンズの)成績は良くなかったけれど、観戦した時には大島洋平選手が活躍することが多くてうれしかった」と話す優成君。悦扶美さんも「大島選手のジャンピングキャッチは格好良かったね」と笑顔。
印象に強く残っているのは2007(平成19)年にドラゴンズが『日本一』になったこと。「選手たちが一丸となって頑張っていたのが良かった」と話す悦扶美さんは「松坂大輔投手の入団も気になる」ところですが、「ドラフト1位・鈴木博志投手に期待している」と話していました。優成君は「今年こそ優勝してほしい。ドームにまた応援に行きます」とエールを送っていました。

 

(写真/ 「ドームに行った時は、グッズを1つ買っ      てもらえるんだ」と優成君(右))

 


信号機も省エネの時代?


最近、薄くて庇(ひさし)のないシンプルな信号機が増えてきたことをご存じですか? これは通称「低コスト信号機」と呼ばれるLED使用の最新型。緑区を含む県下で昨年秋から設置されています。
「耐久性は約10年。旧型の通称『電灯型』に比べ、消費電力は7分の1。レンズ面がフラットなので雨雪などの汚れがほとんどつかず、西日、朝日の影響も受けにくく庇も要らない。旧型に必要だった掃除の費用も、年に一度の電球交換と工賃も不要。だから“低コスト”なんです」と緑警察署交通課。
緑区内の信号機を換えるか否かは、緑署と相談しながら県警が決めるとのこと。「決め手は大きく3つ。交通事故多発交差点のほか西日、朝日の影響などで判断します」(同)とのこと。
この新型機、今年1月23日時点で区内約350交差点中21交差点に設置。平成29年度内に新しく設置予定なのは、鳴子みどりヶ丘、鳴子北口、ほら貝東、尾崎山、大高町砂畑の5交差点だそうです。
 
(写真上 / 電灯型。中に電球が入っている)
(写真下 / 新型。レンズ直径は25センチ。電灯型より5センチ小さい)