6月24日号



100年続く森を目指して
細根公園でヒメボタルの観察会


今月3日、細根公園でヒメボタルの観察会が開催されました。参加した25人の親子連れは、照明の無い真っ暗な森の中、ヒメボタルを探して歩きました。
「わあ!たくさんいるよ」と夢中になって探す子どもたちの声。この日は湿気が少なく、ホタルに最適な気候条件ではないものの、午後10時を回った頃から約1時間で100匹ほどのヒメボタルの光を観察することができました。

 

百匹余が光の舞 子どもら夢中

観察会を開催したのは細根公園特定愛護会(三好宣雄会長・42人)。長い間人手がかけられずに放置されていた「細根の森」を整備する活動を続けている、2011年に発足したボランティアグループです。毎月2回を活動日として、里山づくりの学習や森・竹林の整備作業、公園の美化活動を進めヒメボタルが生息する環境づくりも行ってきました。
「荒れ果てた状態を整備するのはとても大変だった」と同愛護会役員で平子ヒメボタルの会(10人)代表の宮嶋愛子さんは、整備を始めた当初を振り返り「森が100年先も残っていくことを願って活動を続けていく」と話します。
現在、公園内の散策路は整備され「細根の小径(みち)」と名付けられた園路には、京都の嵯峨野の風景をほうふつとさせる竹の細枝で作られた垣根もあります。
「ゆくゆくは(森の中にある)スペースを利用してブラスバンドの演奏会を実現してみたい」と、同愛護会会長の三好会長は、今後の夢を語っていました。

 

ヒメボタルの説明をする宮嶋さん=細根の森で

(写真提供:昭二さん=同森で)

※ヒメボタル…陸生のホタルで湿り気のある草むらや林にすむ。オスは体長8~9㎜、メスは体長6~7㎜で、小さいながらはっきりしたストロボ発光が特徴。午後11時から午前1時頃によく光る。


緑区長 馬渕幸男さん
区民の地域力の熱さを実感

 

名古屋市総務局市政運営企画部長から今年4月に緑区長に新任。かつて市の上下水道局緑営業所に勤務したこともあり「緑区は公私ともになじみ深い」と爽やかな笑顔。
緑区の印象を「古くて新しい町」と一言。そして絞りはじめ伝統工芸やまつり、町並みなど町が持つ歴史と、徳重地区など新しく成長していくエリアが融合する緑区の「区政を支える区民の地域力の熱さ、層の厚さを実感している」と。
「観光名所やまつりも多く、住民がそれを支え続けていることで地域の団結力は強まる。ひいては、防災力の強化にもつながっていると思う」と区長。自身も地域の人たちと触れ合うことでさらに「緑区への愛着が深まった」と話し、「区民に助けてもらいながら、皆と同じ目線で、全力で全てに向かいたい」と力強く語ります。
「各地に出かけていろいろ話をする機会があると思うができるかぎり自分の言葉で発信していきたい」という新区長の趣味は、中学時代から聞いているジャズとロードバイク。


松本清張の世界に聴衆魅了
 大好評「大人のための朗読会」


部屋の照明が落されると、参加者たちは身じろぎもせずスポットライトに浮かぶ朗読者に視線を集中させます。
先月28日、平子コミセンで開かれた「第19回大人のための朗読会」(同コミセン主催)。朗読するのは村上恵子さん。年3回、このコミセンで朗読会を始めて7年目です。 
いつもは浅田次郎の作品や「任侠(にんきょう)もの」の朗読が多いという村上さんがこの日選んだのは松本清張の『一年半待て』。短編法廷ミステリーの傑作と言われる作品。
 休憩を挟んで30分ずつ1時間の朗読を聴き終わった約30人の参加者たちは「今回もよかった」と、拍手とねぎらいの言葉を村上さんに掛けます。
2年前に立ち寄ってから「できる限り参加する」という畔柳喜久子さん=四本木=は「初めて聴いた時は感動で涙が出た」と話し、初期からのファンの広瀬健二さんは大高町倉坂からの参加だそうです。
平子学区連絡協議会の高山光直会長は「50人以上が来場する時も。次回は9月。回数を増やしてほしいという要望も多い」と話していました。
 

村上さんの朗読に引き込まれる参加者=同コミセンで

田中 涼子さん

今年こそCSに出場して!

 

滋賀県出身の涼子さんがドラゴンズ・ファンになったのは大学進学で名古屋市に転入してからのこと。「周りのドラファンに影響されて。ナゴヤ球場へ応援に行くとますます好きになったの」と話します。     
ご主人の中(みつる)さんは巨人ファン! 名古屋で育った2人の子息はドラファン!
「息子たちが小さい頃、ドラゴンズが開幕11連勝(星野仙一監督・1999年)した年があって。15連勝したらお小遣いをあげると約束したけど、結局あげられなかった」と笑顔で話し、「号外も出ていた」当時のニュースをよく覚えているそうです。
月に一度はナゴヤドームに足を運び、巨人戦以外のドラゴンズの試合はご主人と2人で観戦することが多いそうです。「その時は(夫も)ドラゴンズを応援してくれます」
ドラゴンズが勝った日は「うれしくて翌朝の新聞を見るのが楽しみ!」と明るい声の涼子さん。新聞だけでなく、テレビのニュースも「〟はしご〟して見る」そうです。「今年こそAクラスになってCS(クライマックスシリーズ)に出てほしい! 最後まで楽しませて!」と力を込めていました。