1月3日号



緑区の発展を80年以上見守り続け
昭和9年戌年〝有松5人衆〟


2018年新春の緑区ホームサービス紙の紙面を飾ってくれるのは、全員1997(昭和9)年生まれの戌年5人衆です。生まれも育ちも有松で、80年以上にわたってこの緑区の発展を見守ってきた5人の方々にお話を伺いました。 
【前列】

右・福岡 友一(ともいち)さん
中・山本鎌之(かねゆき)さん
左・梶野 繁松(しげまつ)さん
後列
右・梶野 多喜夫さん
左・早川 金吾

 

これからも「地域のために貢献したい」
当時の知多郡有松町(現在の緑区有松、桶狭間)に誕生した5人は共に、昭和16年に尋常小学校から名称変更になった有松国民学校の1期生。昭和22年からの新制中学も有松中学校の1期生とどちらも1期生で卒業しました。「生徒数は国民学校入学時から、2クラス合わせて70人程度で、女子の方が多かった」「新制中学の時は、町に財政的に余裕があったのか、他の市町村に比べ、かなり早くに校舎が新築され、勉強に集中できた」と思い返します。
戦後(第2次世界大戦後)昭和25年頃までは、「農家以外の家庭の食料事情は厳しく配給制。米の代替品として麦やサツマイモ・トウモロコシなどが配給された」と振り返り、そんな時代に少年期を送った5人は、現在は「食料自給率が約40%なのに、輸入に依存して食べ物を粗末に扱っている現状」に「これでよいのだろうかと深く危惧している」と言います。
現在を含めてこれまでも公私にわたって地元活性化のために尽力してきた5人衆。「まだやり残したことがあるので、お迎えはもう少し待って」と笑いながら、「地域のために貢献したい」と話していました。
 
 

 


緑警察署長 竹尾孝由警視

区民目線でよりよい社会に

 

昨年3月、愛知県警察本部住民サービス課課長から緑警察署長に就任。緑区の印象を「鳴海宿など歴史のある町、その一方で人口も多く空き巣や忍び込みなどの犯罪被害も多発している」と話します。
緑警察署長として区民まつりなどのイベントにも参加。「緑区民には警察を身近に感じてもらえていると実感している」と話します。同署に届くさまざまな要望の声には「できる限り対応し、必ず担当者から回答する。区民の目線に立つことが、よりよい社会づくりにつながる」と力を込めます。
高校時代は陸上部に所属し、「デスクワークよりも体を動かしたくて」との思いで卒業後は警察官への道へ―。警察学校での1年間を「全く経験がないことをゼロから学ばなくてはいけなくて大変だったが、仲間(同期)がいたからこそ乗り越えられた」と振り返ります。
区内を散歩するのが楽しみ。「常に町の様子に変わりがないかと気を配りながらも、美しい有松の町並みや旧東海道沿いには情趣を感じる」と笑顔。
あす4日から始まる平針試験場の建て替え工事に伴う交通規制には「みなさんのご理解とご協力をお願いします」と。


信長攻路」の銘板を設置
市長も参列し氷上姉子神社で除幕式


名古屋市は、1560年の桶狭間の戦いで織田信長が勝利したことにちなんで、信長の参戦行路を「信長攻路」として観光資源化。清洲城(清須市)から熱田神宮を経て桶狭間に向かう途中にある大高町の氷上姉子(ひかみあねご)神社境内に「信長攻路」の銘板を設置し、12月2日、河村たかし市長も参列して除幕式が行われました。
河村市長は甲冑(かっちゅう)姿で境内に登場。集まった大勢の人たちに向かって、信長は熱田神宮で戦勝祈願をして今川義元攻略に向かい、氷上姉子神社は熱田神宮の「元宮」に当たるという由緒を紹介しました。
銘板は拝殿の脇に設置され、直径30㌢の円盤に信長の姿と家紋をあしらい「信長攻路」と明記されています。円盤の下には「街道沿いの銘板を道しるべに、人生大逆転を祈願して信長攻路を歩いてみませんか??」などと名古屋市観光文化交流局による簡単な説明が書かれています。
除幕式では、河村市長や熱田神宮禰宜(ねぎ)で氷上姉子神社詰の井上元久さんらが紅白の綱を引き、集まった人たちが盛んにカメラやスマートフォンで写真を撮っていました。
 大高地域観光推進協議会会長の近藤光男さんは「氷上姉子神社は、これを機に大高地区の新しい観光名所になると期待されます。たくさん人が集まって緑区を盛り上げてほしい」と話していました。


「信長攻路」の銘板除幕式=氷上姉子神社で

井田 賢二さん・和則さん
感動する試合をまた見せて

 

ドラゴンズが創設以来初のリーグ優勝と日本シリーズ制覇を果たした1954(昭和29)年に活躍した杉下茂投手の大ファンという父・賢二さん。「父の影響もあって」息子・和則さんも「物心ついた時から」ドラゴンズ・ファン。「最近はあまりナゴヤドームに行かないが、昨年8月に(ドームに行った時に)ちょうど高橋周平選手のランニングホームランが見られたのが印象に残っている」と話し、「ただ、最近は弱いので少し卑屈になりかけている」と苦笑い。「1994(平成6)年の10.8(※同率首位で並んだ中日と巨人が、最終戦で直接対戦する優勝決定戦で日本中が注目した)は今までで一番興奮した。結局負けたけれど、こういう感動する試合をまた見せて!」と熱望しています。
ドラゴンズが負けた日は「寝つきが悪くなる」と話す賢二さんは、「京田陽太選手が新人王に選ばれたのは良いニュースだった。ピッチャーも若手が頑張っているから今季に期待しています」とエールを送っていました。

 

☆「ドラゴンズが体に染みついている。ずっとファンです」と和則さん(写真右)


戌年だよ!

 
1万年以上も前から人間と一緒に暮らしてきたといわれる犬。警察犬はじめ番犬や盲導犬、聴導犬や災害救助犬…人間のそばで暮らしながら、持って産まれた特質を生かして人間を助けてくれる姿に感動しますね。一方、そばにいるだけで、癒しと力を与えてくれるペットとしての「ワンコ」をご紹介します。

 
白柴さなちゃん 8歳・白芝犬

写真を投稿するインターネット・インスタグラムに自身の名を冠したページは大人気。ファンともいうべきフォロワー数は、12万人。毎日、5000人から「いいね」のスタンプが押されるという超アイドル犬。
ページで七変化の表情を見せる「白芝さな」ちゃんのページの筆者は、海井則子さん。インスタグラムにも「母ちゃん」として登場する飼い主で、さなちゃんの安心・安全・満腹装置、時々「変な格好」をさせる大好きな相棒。インスタグラムの写真のキャプションや吹き出しに思わず相づちを打たせるセンスの持ち主。
「あの頃はほんとにかわいかった」と生後2カ月で家族になった頃を思い出す海井さんは「今では散歩も嫌がり、ぬるま湯生活を満喫し倒す、ぬるーい犬」と表現しますが、とんでもない、椅子の上で黙ってポーズしているさなちゃんは、喜んででもらおうと頑張っている忠犬です。
2年前には、出版社に誘われて「白柴さな。」をバウ村のりこの名で出版しています。

 
☆本紙のために「お正月バージョン」でドレスアップして撮影に臨む さなちゃん